共通保留ってなぁに?
ビジネスホンは複数の外線を複数の電話機で自由にとったり,かけたりするのに便利なように作られています.
保留や転送も便利にするための機能の一つです.
その中に共通保留と言う保留,転送機能があります.
共通保留はパーク保留とも呼ばれています。
PBXやオフィスホンが入った会社で使われている”xxさん、2番に加賀電子さんからお電話かかってます”といって取り次ぐ保留転送方式です。
下の図右のように通常の保留では保留をした電話機しか、保留応答(保留を解除して再び通話すること)することができません。
共通保留の場合は左の図のように保留した電話機以外でも応答することができます。
このように1つの通話の保留を複数の電話機で共通的に応答できるということで”共通保留”と呼ばれています。
実際の動きです。
共通保留には共通1、または、共通2のボタンを使用します。
通話中に、共通1のボタンを押して、Aさーん、Cさんから1番です.ってAさんに声をかけます.
ボタンを押した電話機では緑の点滅(図の左)、それ以外の電話機では赤の点滅(図の右)になります.
保留中のしているCさんからの通話をAさんはとりたいので,Aさんの電話機(赤の点滅中の右の電話機)で共通1のボタンを押します.
これで、AさんはCさんと会話をする事ができるようになります.
これが共通保留またはパーク保留の動作です.
共通2のボタンを使用しても同じ事ができます.この時は”Aさーん2番にCさんから電話でーす。”になります。