Selazaの製品コンセプト。。。原点は自分のオフィスを持ったときの体験!(その1)
Selazaの製品企画には私自身がオフィス持ったときの体験が大きく影響を与えています。
私は自分のオフィスを持とうとしたときに、最初はビジネス電話を使いたいと思いました。
しかし、そのときに調べてみてわかったんですけど、4人程度のこじんまりしたオフィスにフィットするビジネス電話がなかったんです、そして家庭用電話機を仕事に使い始めました。。。それでは、そのときの様子を。。。。
私や新しい会社のメンバーはPCやネットワークのことはそこそこわかっていたので、PC、ネットワーク機器、プリンタは自分らでPCショップから購入して、社員一同で配線設置をしました。
机を向かい合わせにおいて机と机の間を40cmほど離してそこにLANケーブルを這わしました。そして、机の端っこにキャスター付のラックを置いてISDN用ターミナルアダプタ(以下TAとします)、HUB、プリンタをここに置きました。
これで、インターネットもメールもプリントアウトも軽快にできるようになりました。
次に考えたのは電話でした。。。前の会社ではビジネス電話を使っていたので、同じようなものを使おうと思っていました。。。しかし、ビジネス電話ってどこで買ってくるんだろう?ってそのとき最初に思いました。そして次にビジネス電話の場合、その電話工事は誰に頼むんだろう?という疑問が浮かびました。
前の会社で新人のころ、当番で休日に何回か、電話工事に立ち会ったことがありました、そのときは。。。
- 電話工事は電話専門の工事屋さんが来て設置、設定していった。
- 総務が内線番号表とレイアウト図を前もって作り上げて、工事屋さんが土曜、日曜に工事設定した、そして月曜の朝に工事屋の立会いで内線番号間違えの発見、修正などをしていた。
そのときは、上司から指示されて立ち会っただけの工事なので、当然、他人事のようにしてみていましたが、いざ自分のオフィスとなると
- どこに電話専門の工事屋さんがいるんだろうか?
- あのような工事はいくらぐらいかかるのだろうか?
- 専門工事だから高いんだろうな?
- 途中で設定変更や修正をしたいときには、また費用が発生するのだろうか?
。。。なんて言う漠然とした不安感がありました。
そんな不安感を持ちながら最終的に電話のことだから多分NTTだろうということで、NTTに電話をして営業の人に来てもらっていろいろ話を聞きました。。。工事はNTTでやってもらえるようだけど、漠然とした不安感は現実になりました。
ビジネス電話と言う代物は、たった4人で使う場合でも
- 機器が大きくて場所をとる。。。置く場所に困る
- 簡単な変更でも工事屋に依頼しないといけない。。。まどろっこしい
- 金額も高い。。。これも困った
- 工事も大げさ。。。そんなにきれいにされるとレイアウト変更が大変
と言うことでした。
結局、まぁ人数も少ないし。。。家庭用電話機を使おうと言う結論に落ち着きました。(その2につづく)
このような体験に基づき企画されたSelazaは、こじんまりしたオフィスでも使える、使いたくなるような製品です。